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パッケージの変革

段ボールの登場で、パッケージングの技術も大きく様変わりしました。

物を梱包する、という概念は太古の昔からありましたが、その梱包方法は、時代時代によって異なっていました。

しかし、段ボールが梱包材として世に登場するまでは、梱包と言うのはなかなか大変なものでありました。

例えば昔の梱包材と言えば、その代表的なものは木箱でした。

つまり、木の板を張り合わせ、組み合わせて箱にしたものですね。

昔、よくリンゴがおがくずと一緒に木箱に入って、輸送されてくる、なんてシーンをご記憶の方もいらっしゃるでしょう。

現在でも、ワインなどを梱包するのに使われることもありますが。

しかし、木箱は木そのものを使うため、箱だけでもかなりの重量になってしまっていました。

一般的なリンゴ箱サイズのものでも、木箱だけでゆうに数キロにはなります。

そこに重い荷物やら、緩衝材のおがくずやらを入れるわけですから、最終的な重さは数十キロにもなります。

これでは、運ぶのも一苦労ですし、空箱の処分も難儀でした。

また、日本では風呂敷だったり籠や葛篭(つづら)だったりという梱包材が使われていましたが、風呂敷は重いものや大きなものは包めませんし、籠や葛篭は持ち運びしにくいと、それぞれ弱点がありました。

そこに登場したのが段ボールです。

軽くて丈夫で、おまけに衝撃にも強く、折り曲げたり形を変えやすく、繰り返して使っても傷みにくい――。

まさに梱包の世界を根本から覆す、世紀の発明品だったといっても過言ではないでしょう。

段ボールの登場で、パッケージングは確実に大きな変革を遂げました。

コストパフォーマンスに優れ、経済的で利便性も高い段ボールは、たちまち梱包材のシェアを拡大し、その勢力を拡大していったのです。

現在の梱包材の大部分に段ボールが使われていることからも、いかに段ボールが素晴らしい発明であったが分かるでしょう。

パッケージングは、段ボールによって革命的な進歩を果たし、新たな物流形態をもたらしたのです。

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