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段ボールの環境性

段ボールが最も誇れるのは環境性、と言っても過言ではないでしょう。

例えば発泡スチロールは、ポリエチレン樹脂に空気を充填して膨脹させ、チップ状にしたものです。

ポリエチレンと言う科学樹脂を使用している以上、環境性にはすこし弱点があります。

発泡スチロールを処理する場合、燃やすとガスが発生するため、細かく破断して不燃ごみとして処理するか、溶かして再び再利用するか、という方法がとられます。

また、ポリエチレン樹脂は分解されないので、廃棄されると半永久的に残存します。

段ボールの場合はどうでしょう。

段ボールは紙なので、非常に簡単に処分できます。

燃やしても発生するのはせいぜい二酸化炭素くらいのものなので、ほとんど環境への影響はありません(大量に燃やすと温暖化にごくわずか影響するくらい?)。

よく燃えるので、焚きつけなどにすることもできます。

紙は自然由来の成分なので、土に埋めればバクテリアに分解され、最終的には土に返ります(樹脂成分など、添加物が含まれていない場合)。

もちろん紙なので、再生紙としてリサイクルすることも出来ますし、段ボール自体にも再生紙が何割か使われています。

段ボールは、環境にとても優しい素材でもあるわけです。

それは、発泡スチロールよりも確実に優れている点、と言ってしまっても問題はないでしょう。

環境性に優れた段ボールの使用比率を高めれば、環境への影響も少なくなるのではないでしょうか。

段ボールが世の中を循環するようになれば、地球環境は大きく変わるかもしれません。

製造・使用・処理・再生――これらをひとつの輪として構築することで、段ボールの環境性はより強固なものとなります。

現代社会において、"再生"はとても重要なプロセスとなっており、再生率をいかにして高めるかと言うことが、重要な課題となっています。

地球環境を考えた資源の活用をしなければならない現在、より環境性の高い段ボールパッケージングは、有用なパッケージング手段として広がりつつあります。

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