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段ボールの強靭性

段ボールと発泡スチロールの最たる違いは、その強度の差です。

段ボールは1枚の紙を加工して作られており、そのため高い強度を持っています。

内側はもちろん、外側からの加重にもかなり耐えることが出来ますし、形状や材質によってはさらに高い強度を持たせることもできます。

発泡スチロールも、梱包材ですからもちろん一定の強度があります。

両者とも、中の物を守る、という最も重要な機能がありますから、強度が求められるのは同じ。

しかし、段ボールと発泡スチロールでは材質が違うため、その強度にも差が生じます。

その最も大きな差が、柔軟性です。

発泡スチロールは、細かな樹脂を圧着させている構造上面にかかる圧力に対してあまり強くなく、一定以上の力が加わると破断してしまう、という特性があります。

つまり、一定以上の曲げる力が加わると壊れてしまうわけですね。

対して段ボールは、曲げる力に対してはかなりの柔軟性を持ち、一定以上の力が加わっても、折曲がるだけで破断することはありません。

さらに、三層構造で強度を増したことで、相反する二方向へかかる力――いわゆる"破ろうとする力"にもある程度の耐性を持ちます。

この耐久力と柔軟性によって、段ボールは壊れにくく、繰り返し使っても劣化しにくい特性を得ているのです。

逆に発泡スチロールは、耐水性と反発性をもっているため、そうした特長を意識することで、両者の使い分けが可能となります。

軽くて強い段ボールを使ったパッケージングと、耐水性に優れた発泡スチロールによるパッケージング。

場面によって使い分け、より効果的で効率的なパッケージングを目指しましょう。

ところで、段ボールとガムテープは非常によく組み合わされるコンビですよね。

紙の段ボールと粘着素材のガムテープは、色も素材も似通っていて相性がよいようです。

同じガムテープを使った場合、発泡スチロールよりも段ボールの方がより強い粘着性を持ちます。

ガムテープの接着剤が、紙の段ボールにより浸透しやすいからなのでしょうね。

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