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より強度を増す構造

物を梱包する場合に、最も重要視されることは何でしょうか。

通常段ボールは、物を包んで運ぶために使用されます。

したがって、輸送中のアクシデントなどに耐えられる造りでなければなりません。

中の物を守る、というのが、段ボールの最優先にして最重要な役割だと言えます。

つまり、衝撃や圧力に耐えうるだけの強度が必要なわけです。

1枚の段ボールをよく観察すると、3枚の厚手の紙で出来ていることがわかります。

この三層構造によって、通常よりも遙かに高い強度とクッション性を持たせているわけです。

さらに、材質にこだわることで、より強度を増した段ボールも開発されています。

例えば、一口に紙と言っても実は多彩な種類があります。

繊維密度の濃い紙ほど紙自体の強度は高くなりますし、伸縮性のある原料を使えば、弾力性に富んだ紙となります。

そうした紙を使い分けることで、多用な段ボールを造ることができるのです。

また、特に強度を重視したい場合には、段ボール自体を多重構造にするという技術もあります。

つまり、段ボールを何枚も重ねているような感じですね。

通常の3層1枚でなく、それを何層も重ねていくことで、より頑丈に出来るわけですね。

尤も、重ねればその分厚みは増しますが。

最新の技術では、紙に特殊な素材を混ぜてより強度を高める技術も研究されています。

植物の繊維プラスアルファすることで、同じ繊維密度・同じ素材でもより高い強度を持たせられる、というわけです。

このような研究と開発によって、より頑丈な段ボールが開発されたことで、それまででは無理だった大型や従量のある物でも梱包し、運搬することができるようになりました。

しかし、まだまだ段ボールの技術は研究の余地があります。

将来的には、もっと大きな物、重い物を梱包・運搬することも出来るようになるかもしれません。

例えば、現在でも、強化段ボールを使用した小型のコンテナが製造されていますが、将来的には、段ボール製の大型コンテナなんかも製造できるようになるかもしれませんね。

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